不動産業者と車の運転

わたしの友人で、わたしよりも年齢の低い女の子なのですが、ものすごく運転が上手な子がいます。普通の運転も上手なのですが、何よりも上手なのが車庫入れです。その上手さというのが、不動産で培ったスキルだということを先日聞きました。
その友人の子は、普通のパーキングはもちろん、都内の立体駐車場とか、ものすごく狭いところでも、柱があっても、するりとだいたい一発で入れてしまいます。路上にあるパーキングスペースに止めるときも同様です。前後に車があって、その車がちょっとはみだしていて、スペースがぎりぎりだったりすることがあります。そういった隙間でも、まったく臆することなく、止めてしまいます。そして、だいたい切り替えが1回だけで、さっととめてしまうのです。男性の車にもたくさん乗りますが、その友人ほど上手な人は、正直いままであったことがありません。
その友人の子は、都内の不動産業者に勤めていました。特に営業をやっていたということで、お客さんを連れて、物件を見に行くのが主な仕事だったそうです。それで、都内ですので、主に車で案内することになります。特にそのお客さんが、駐車場のある物件を希望されているときには、電車でなく車での移動が必須になります。それで、まず彼女は自然と車の運転が上手になったそうです。ただ、車庫入れは、実際かなり練習したのだといっていました。というのも、その不動産の場所に案内したときに、車の車庫入れをお客さんの前でしなければなりません。それで、うまく入れられないと、「この駐車場は入れづらいじゃないか」ということになって、お客さんにとってマイナスの印象を与えてしまうことになるからです。なので、その子が一発で入れることで、駐車場の狭さとか入れづらさを気づかせないようにすることも、彼女の大事な営業戦略だったのだそうです。
不動産の営業に関わる中で車庫入れの技術までを磨いた彼女に、感心してしまったエピソードでした。

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